対馬の土地が、買い占められている

■土地・建物が買収されている?

 対馬では、土地、ホテル、料理店、釣り宿など、韓国資本家による買収がいたるところで進められています。対馬市長は、「島全体の〇.二六%(五千五百坪)が韓国人によって買収されている」と発表しましたが、この数字以上に、土地や建物の買収は進んでいます。その実状が把握できていないのは、対馬島民をはじめ日本人の名義を借りて買い占めが行われているからです。ある廃業した民宿が、「絶対に買うはずのない民宿のお手伝いさんの名義で買収されていた」(商工会女性談)というケースもあります。


■対馬には、経済効果なし

 観光業を目的とした施設の買い占めも進んでいます。対馬で一番始めに韓国資本によって立てられたホテルは「大亜ホテル」と言いますが、これは対馬─釜山に定期高速フェリーを就航させている椛蛻沚qャ海運が建てたものです。大勢の観光客をフェリーに乗せてきて、自前の「大亜ホテル」に泊めるので、地元のホテルや民宿にはお金は落ちません。実は、この大亜ホテルは、当時の町長が密談のような形で、税金が掛からないように取り決めをしたと言われています。
 大亜ホテルのみならず、韓国人は対馬島民が経営するホテル・宿よりも韓国資本が買収したホテル・民宿に宿泊します。韓国人が経営する宿泊施設が溢れない限り、地元ホテルの利益はあがらないのです。
 厳原町の中心街は、韓国人向けの看板、居酒屋、レストラン、免税店などハングル語に溢れていて地元島民からは「アリラン通り」と言われるほどです。中には薬局を買収して現在韓国料理店を営んでいる、その名も「アジト」という名前の店まであります。韓国人観光客は、韓国旅行者の観光バスに乗って、韓国人が経営するホテル、料理店を使うためごく一部の人のみが潤っていて、多くの島民にとって韓国人観光客による経済効果は零に等しいのです。大亜高速海運のホームページで、対馬のツアーの注意事項には「対馬島は日本の大都市と比べて道路、大衆交通、食べ物、コンビニ施設が劣悪な実情です」と記載されていることも影響しているのか、韓国人観光客の多くは、地元料理店にはあまり入らず、食べ物を持参したり、韓国人経営者の店を利用します。島民の人口の二倍から三倍の韓国人観光客が大挙しても島の経済は潤っていないのです。


■自衛隊の基地周辺が狙われている

 様々な買収が行われていますが、警戒しなければならないのは、竹敷の海上自衛隊に隣接した広大な土地が買収されたように、自衛隊施設近くの民家や土地など安全保障上問題のある土地が他にも買い占められていることです。
 対馬は戦時中、島全体が軍事要塞化されていたので島民は島の地図を手にすることができなかったそうですが、現在も大陸・朝鮮半島を監視する目として、その地理的な重要性は変わることはありません。そのため●島以外で唯一、陸・海・空の三自衛隊が駐屯している島なのです。主な軍事施設は十三あり、その他に米軍の通信基地もあります。
 総延長九百十五キロメートルという日本最長のリアス式海岸を持つ対馬には、海岸線にたくさんの入り江があり天然の港となっています。中には、密漁や密入国も容易にできてしまう目立たない海岸も数多くあります。実際に上対馬や下対馬で目立たない港の近くの空き家が買収されているのです。
 安全保障上問題があれば外国企業の買収を止められる米国のエクソン・フロリオ条約や小笠原諸島のように特別法を立てるなど、独自の対策が求められます。
東京都 港区議会議員 山本へるみ


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