対馬に上陸する韓国人観光客

週末には韓国人が大挙

 週末、対馬の厳原港と比田勝港には、韓国・釜山からの高速フェリーが入港し、続々と韓国人観光客が降り立ちます。
 対馬に来る韓国人観光客は近年急増加しており、平成十一年までは毎年九千人ほどでしたが、十六年には二万人を突破。十八年には四万二千人、今年(二十年)は八万から九万人になる見込みです。これは島民の全人口・三万八千人(二十年)の二倍から三倍にあたります。
 韓国人観光客が急増したのにはわけがあります。平成十二年に韓国の椛蛻沚qャ海運が対馬─釜山の定期航路を就航したことが一つ。もう一つは、対馬の行政が「しま交流人口拡大の特区」の申請をし、十五年から韓国人のビザ無し渡航が始まったことが大きな要因です。さらには、韓国の会社が、韓国人観光客用のホテル・観光バス・料理店を島内に次々と展開していることや、対馬が「対馬アリラン祭」「対馬ちんぐ音楽祭」「国境マラソンin対馬」などなど、韓国との交流推進に力を入れてきたからです。
 「観光客が増えることは島にとって良いのでは?」と思えますが、この大挙する韓国人観光客が対馬で様々な問題を引き起こしているのです。


なかには、商売で釣りを?

 韓国人が対馬に来る目的は、山登り、魚釣り、観光が主で、その三〇%が釣り客です。普通に釣りを楽しむだけなら問題はありませんが、韓国人釣り客の中には、禁止されている「まき餌」を使って釣りをする者もおり、大量に魚を獲って韓国に持って帰ってしまうのです。韓国人が「まき餌」している現場を目撃した人は多く、島の漁民から「プロの釣り師もいる」との声も聞かれるほどです。釣り宿に泊まり、大量に獲った魚を箱詰めして韓国に持ち帰って売りさばく…。このような流れが確立していたとしたら、対馬の漁師にとってはたまらないでしょう。


警察は、なぜ取り締まらない

 韓国人観光客が起こす問題はこれだけではありません。
 スーパーでは、「支払い前に店内のバナナを食べる。注意されなければ支払わない」「展示してある口紅を使って戻す」(スーパー店主談)。「タクシーで、目的地に到着すると代金を支払わずに走って逃げる。日本の五百円硬貨と韓国の五百ウォンが似ているので日本のお金と混ぜて支払う(五百ウォンは、約五十円)」(タクシー運転手談)。「健康ランドの湯船の中で体を洗う。シャンプーなど備品を持って帰る。ある施設は、日本人客が嫌がって来店しなくなり廃業した」(市議談)。「原生林が生い茂り霊山として崇められる『白嶽』の神社では、お賽銭が獲られた」(ガイド談)。島民の証言をあげればきりがありませんが、これらは明かに犯罪です。おかしなことに目撃情報は多数あっても、韓国人観光客が警察に取り締まられたという話は全く聞いたことがありません。
 また、山登りをして薬草や珍しい植物を採って帰る者もや、逆に韓国の国花である「むくげ」を対馬に持ち込んで植樹していく者もいます。さすがに「むくげ」の植樹は問題となったようですが、税関でチェックされなかったのでしょうか。

 今年七月、韓国の放送局CBSが韓国人七百人に対して行った世論調査で、五〇.六%の人が「日本に対して対馬の返還を要求すべき!」という主張に賛成しました。このような意識のままで、ますます増え続ける韓国人観光客が、対馬で我が物顔で好き放題に振る舞うならば、対馬島民の不安は募る一方です。
 一方で日韓交流推進のために規制を緩めるならば、一方では犯罪をしっかりと取り締まり、旅行会社にマナーやルールを徹底指導する必要があるのではないでしょうか。


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